2017年03月18日

検証 ガスルートシールパッキン・エアロ

今回はカスタムパーツの性能を検証していこうと思います。
対象はライラクスの「ワイドユース/ガスルートシールパッキン・エアロ」です。
このパーツを組み込むことで初速や燃費にどのような影響を及ぼすでしょうか。


見た目はこのようになっています。
マルイのパーツリストでは「マガジンガスケット」と記載されてるパーツですね。






断面図を見てみると内部の角が取られて滑らかになっているようですね。
ワイドユースと銘打たれている通り多機種に使えるそうです。





パッケージ裏には何やら長文が・・・

よくわかりませんが実測して初速や燃費が向上するならヨシ!です(笑)





パッケージには親切に写真付きで組み込み方法が書いてあります。

安全のため組み込み前にはマガジン内のガスが空になっていることを確認しましょう。






組み込むとこんな感じに。
今回はMEUでの検証ですが、後日M&P、HK45でも検証予定です。





検証方法はいつも通りで、基準となるデータとほぼ同条件でテストして
パーツの組み込みの有る無しでどれほど結果に差がでるかを見ていきます。
基準となるデータは前回と同様でこちらです。

室温23℃
G&G 0.2gバイオBB弾
フジカンパニー HFC134aガス
適正ホップ
発射間隔は約2秒
各セットごとに20分ほどのインターバルを開けて計測したものになります。




そして今回のパーツ組み込み後の結果がこちらになります。
諸事情で2回計測しました。


実は一回目第3セットの計測後に弾速計の電池切れでデータが消失・・・記録することができませんでした。
日を改めて計測しなおしたのが「その2」のデータです。




1セット目を比較すると、パーツ組み込み後は2回の計測とも組み込み前より平均初速で僅かに劣っています。
しかしこれは基準データの方がマガジン表面温度が高かったためとも考えられます。
毎度エアコンで室温を23℃に保ち、極力マガジンに触れずに計測作業をしていますが、
マガジン表面温度をいつも一定に保つのがなかなか難しいです・・・
過去のMEUの計測では1セット目はだいたい66m/sほどの平均初速に収まっているので
パーツ組み込みによる僅かな平均初速の低下はただの測定誤差の範囲内かもしれません。
(過去の「3分1セットの計測」と今回の「20分1セットの計測」は1セット目はほぼ同条件での計測なので数値を参考にできます。)


2セット目、3セット目の比較では初速に上昇が見られました。
1セット目では僅かに下がった初速でしたが、2セット目以降では上昇に転じるというのはどういうことなんでしょう?
このパーツに初速をアップさせる効果があるなら、1セット目からその効果が確認できるはずだという気がしてなりません。
これも単なる測定誤差の範囲なのか・・・私にはよくわかりません(笑)


燃費ですが、2セット目以降では数値的に悪化していますね。
このガスケットのガス放出口とMEUのシリンダーのガス導入口の間のクリアランスが狭まり
燃費が向上する・・・というのを密かに期待していましたが(笑)





2セット目以降は初速の上昇が見られましたが・・・どうしても懐疑的な目で見てしまいます(笑)
・・・しかしブラックバルブやミラクルアウトプットバルブを検証したときもそうでしたが、
わかりやすい変化というものはなかなか見られないものですね。
ガスガンというものの性質上、どうしても温度に影響されるので
測定誤差なのか変化なのかわかりくいというのもあります。
室温を一定に保ち、マガジン表面温度も計り、なるべく条件を一定にして測定してはいますが・・・
室温が高いほうが効果、変化がわかりやすくなったりするんでしょうか?
これも検証してみたいですね。



次回はM&PとHK45でガスルートシールパッキン・エアロを再度検証していきたいと思います。
機種が変われば結果も異なるかもしれません。
それではまた!  
Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 22:00Comments(0)カスタムパーツ

2017年03月03日

発射間隔と初速と燃費

前回の検証「連射時の初速と燃費の影響」で連射時に燃費が大幅に悪化する結果となりましたが、
発射速度をいつもより遅くした場合はどういう結果になるのか検証してみました。


比較対象は「ガスは満タンまで注入するべきか その2」で得たデータで、
使用機種はマルイM&PとMEU
室温23℃
G&G 0.2gバイオBB弾
フジカンパニー HFC134aガス
適正ホップ
発射間隔は約2秒
各セットごとに20分ほどのインターバルを開けて計測したものになります。


今回はこれを発射間隔4秒とし、初速や燃費を計測していきます。
単純に発射速度を1/2にしたことになります。
連射して燃費が落ちるなら、ゆっくり撃てば燃費が良さそうですが・・・




室温等各条件はほぼそのままです。
上の画像が発射間隔2秒、下の画像が今回の発射間隔4秒のものになります。
まずはMEU






続いてM&P






まずMEUですが、「発射間隔4秒」の最初の1発で盛大に生ガスが出ました。
そのせいか初速62とだいぶ低い数値が出ています。(20発目でも初速は66を維持しているのでかなり低い数値だということがわかります)
燃費は2秒と4秒でほぼ変わらず、全体的に4秒側の方が平均初速が高めに出ていますが、
2セット目はなぜか平均プラス2m/sと大幅増しています。
この上昇はなんなんでしょうか。私にはよくわかりません(笑)
M&Pも全体的に平均初速が微増していますが、燃費に大きな変化は見られませんでした。




今回の検証では2秒間隔より4秒間隔のほうが平均初速が僅かに高く出ましたが、燃費は特に変化しませんでした。
しかし「初速が高めに出た」というより「初速が下がりにくかった」という意味での平均初速の微増ですね。

マガジン表面温度を一定に保つのが難しいため参考程度にしかなりませんが、
2秒間隔より4秒間隔のほうがマガジンが冷えにくいという結果になっています。
初速が僅かに高めに出たのはこの温度の差なのでしょうか。
それともガスの気化時間に関係するものなのでしょうか。
私にはサッパリです(笑)


余談ですが
今回の検証手順は「ガスは満タンまで注入するべきか」と発射間隔以外同じなので
結果も「ガス残量が減っている状態のほうが最高初速が増す」という同じものになっていますね。




次回はLAYLAXの「ワイドユース/ガスルートシールパッキン・エアロ」の検証をしてみたいと思います。
「本当に効果あるの?」と疑りながら買ったパーツなので(笑)私自身どういう結果になるのか楽しみです。
興味がございましたらお付き合い下さいませ。
それでは!  
Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 22:00Comments(0)燃費・初速チェック

2017年02月18日

連射時の初速と燃費の影響


今回はGBBハンドガンを連射したときの初速や燃費の変化を見ていこうと思います。
普段の計測では2秒間隔というゆったりした発射ペースで弾速測定を行っていますが、
このペースを変化させた場合どのような影響があるでしょうか。



比較対象とするのはこちらの

マガジンにガスが満タンに入った状態で、2秒間隔で発射した際のデータ(1セット目)になります。
スタートの状況をなるべく同じにし、発射のペースだけを変えればその違いがデータに表れるはずです。



・・・ですが問題がありまして・・・
本当でしたら2秒間隔の発射を1秒間隔の発射にし計測したかったのですが、
私のX3200弾速計は旧型でレスポンスがあまり良くなく、毎秒1発の発射では計測が追いつかず・・・



なので今回は、最初に10連射してから残りの10発の弾速を計るという少し変則的な計測をしました。
最初の10発は秒間4~5発ほどの連射(スマホのショットタイマーのアプリでスプリットが0.25秒ほど)
残りの10発は2秒間隔のいつもの発射速度です。
もし最初の10連射でマガジンが比較対象より冷えたりするのであれば、残りの10発で初速やマガジン温度に変化が見られるはずです。




室温23℃、その他測定環境はいつもと同じです。
比較対象の11~20発目のデータがこちらになります。





そして今回の計測結果がこちらです。




一回目の計測では平均初速が比較対象より高いという釈然としない結果になっていますが(笑)、
他の計測ではやはり平均初速が低めになりました。

驚いたのはガス消費量です。
MEUでは毎回1発平均0.14gほどのガス消費で、20発発射時は2.8gほどの消費になりますが、
今回の連射時ではがっつりとガス消費が増えました。
後半10発はいつもと変わらない発射速度での計測なので、このガス消費量の差は最初の10連射の影響で生じたと考えられます。
「連射すると燃費がいい」というイメージはなかったのでこの結果は意外なものではないですが、
こうもはっきり燃費が悪化するのは私としては驚きました。

マガジン表面温度も連射時のほうが低めになりましたね。



私の予想としては10連射で一気にマガジンが冷え、残りの10発はもっと初速が低めに出るものと思っていましたが、
思いの外初速は下がりませんでした。
今回はガス満タンからの連射でしたが、ガスが減った状態からの連射だと影響が大きかったりするんでしょうか。
もしガス残量によって連射した影響の受け方が違うのであれば、
サバゲでガスを満タンまで注入するべきかの考慮事項の一つになるかもしれません。



今回の計測は発射間隔を前後半で変える方法を取りましたが
発射間隔を今までより遅くする(3秒間隔、4秒間隔といった具合に)ことでも差が見られるはずなので
そちらも検証してみようと思います。
それではまた!
  
Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(0)燃費・初速チェック

2017年02月03日

自作 ハイキャパE用カイデックスホルスター


一週間ぶりの更新となりましたが、最近はこれにかかりっきりでした。
例のごとくIWBとAIWBホルスターですが・・・





電動ハイキャパE用のカイデックスホルスターです。
こちらを新しく対応機種に加えます。





この通りハイキャパEはかなり分厚い設計となっていて、専用のカイデックスホルスターを作りました。
一応GBBハイキャパ5.1も入りますが、カイデックスホルスターの醍醐味でもあるフィット感は落ちますね。
緩い分だけ早く抜いたときに傷がつきにくいかもしれませんが。




それにしてもハイキャパEは厚みがありますね~。
スライド厚を測ってみたところハイキャパ5.1は23.50mmほどでしたが
ハイキャパEはなんと25.00mmほどもありました。1.5mm差は大きいです。
それでも固定式電動ハンドガンの中では一番薄いスライドになるのでしょうか。


実銃1911のスライド厚は23mmほどだそうですが、
今なおコンシールドキャリーガンとして好まれる理由の一つにこのスライドの薄さがあるんでしょうね。
インサイドパンツ型のホルスターはスライドの厚みが装着時の快適性に関わってくるので。





こちらは試作ホルスターの残骸です。
何度も抜き差ししては、どこがキツイか緩いか等のチェックをします。
真っ二つにしてあるのは銃の前部と後部で別々にフィッティングを確認するためです。
こうすることで何かホルスターに問題があったときに原因箇所を突き止めやすくなります。




ハイキャパEですが・・・
いつものG&G 0.2gバイオ弾で初速は69m/sほどでした(ホップ調整済み)
電動は弾速測定が楽でいいです(笑)
精度や弾道はマルイらしく、そして電動ハンドガンらしく、真っ直ぐキレイに的まで伸びていって惚れ惚れします。

いざコンシールドキャリーからのドロウをしてみると・・・
普段M&P(サムセイフティオミット済み)ばかり使っているのでハイキャパEに全く慣れませんね。
いつもの感覚でドロウするとビーバーテイル部分に親指と人差指の間の水かきが引っかかってしまい、
サムセイフティの解除に失敗してしまいます。
でも試しにハイキャパ5.1でやると問題なく・・・
ロングタイプのビーバーテイルの恩恵を感じました。
そういえば以前Mk23のグリップをレンガのようだと書きましたが
レンガっぷりではこちらのハイキャパEが一枚上手でした(笑)





少しずつですが、ホルスターの対応機種を増やしていきたいですね。
ウェポンライト対応やVz61のようなコンパクト電動ガンのホルスターなんかも作れたら楽しそうです。
それではまた!  

Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(0)ホルスター

2017年01月26日

洋書を読む その1



今回は趣向を変えて洋書について書いてみようと思います。
といっても書評のような大層なことではなく、
個人的に興味を惹かれた内容などをご紹介できればと思います。



今回の本ですがTom Givens著のFighting Smarter: A Practical Guide for Surviving Violent Confrontationsです。
銃器を使用したセルフディフェンスの教本ですね。
著者は米国の射撃スクール「 Rangemaster」のオーナー、そしてメインインストラクターをされてらっしゃる方で、
海外の銃器サイトなどをネットサーフィンしていると度々その名前や記事を目にします。
そして著者の名前と共によく引き合いに出されるのが、Rangemaster受講者の「戦績」です。
過去20年において著者の生徒のうち65名が暴力事件に巻き込まれ、そのうち62名が銃撃戦で勝利しましたが、
3名は不幸にも事件の際に武装していなかったため殺害されてしまったそうです。
しかし、実質的に銃器携帯者の勝率は100%ということになります。
また著者は自身の生徒が巻き込まれた事件を細かく調査し、発砲数や命中率、交戦距離等も記録しており、
生徒の発砲の命中率はなんと95%にも登るそうです。
米法執行官のそれは20%前後だというのはよく目にしますが、それを踏まえると信じ難いような数字です。
「良い射撃スクールを選びたいならインストラクターの教え子達をよく見るべきだ」という箴言があるそうですが
説得力を感じる言葉です。



色々と読み応えのある本ですが、今回取り上げたいのは「民間人の銃撃戦」です。
米国において、民間人が巻き込まれる銃撃戦はどれほどの距離で、また何発ほど撃つものなのでしょうか。
「FBIの統計で銃撃戦の平均距離は○m前後云々」というのを聞いたことがある人もいると思いますが、
著者はこれを民間人の銃撃戦の参考とすることに対し問題点を挙げています。
まず一つ目に、そのFBIの統計はLEOKAに基いており、これは殉職された(戦いに敗れた)法執行官のデータであるということ。
ふたつ目に、法執行官が巻き込まれる銃撃戦は民間人のそれとは状況が異なるものであるということです。

では民間人の銃撃戦は何を参考とすればよいのか、ということになりますが
著者はFBIやDEAの捜査官の銃撃戦データ、そして自身の生徒達が巻き込まれた事件のデータを参考とすることを勧めています。
FBIやDEAの捜査官は一般的な法執行官とは違いパトロール任務等をせず、また基本的にコンシールドキャリーで職務に当たるため
民間人が巻き込まれる銃撃戦と状況が似通うそうです。

そしてそれらの銃撃戦のデータによると交戦距離は・・・
・FBI 6~10フィート(約1.8~3m)の距離が全体の92%
・DEA 平均14.6フィート(約4.5m)
・Rangemaster 3~5ヤード(約2.7~4.5m)の距離が全体の86%

また平均発砲数では
・FBI 3.2発
・DEA 5発
・Rangemaster 3.8発
となるそうです。

著者はこの交戦距離を車(セダン)一台分と例えており、この距離での射撃訓練に重点を置くことが重要であると説いています。(車で例えられるとイメージしやすいですね)
また発砲数ですが、意外にも著者の生徒の中で銃撃戦時にリロードをした生徒は一人もおらず、
弾切れまで撃った生徒も3名だけだったようです。
米国ではリロード訓練の優先度で議論があるようですが、
統計上リロードが稀なのであれば、優先度を下げるのは一応理にかなった考えではあります。
(これは携帯する銃の装弾数で優先度が変わるのでしょうけど)




日本で生活している限り全く関係がない情報ではありますが(笑)、読んでみるとなかなか発見があり、面白いです。
「FBI捜査官は基本的にコンシールドキャリーしかしない」というのは、知っているようで知りませんでした。
言われてみるとたしかに、ドラマや映画で目にするFBI捜査官達はスーツ姿にショルダーホルスターで拳銃を吊ってるようなイメージがあります(笑)
更新されたFBIの射撃能力テストが、全ての項目でコンシールドキャリーからのドローを要求しているのもこのためだったんですね。




他にも民間人の銃器使用を念頭に置いた内容が広く抑えられていて、
コンシールドキャリー装備やEDC装備に興味がある方にはオススメできる一冊だと思います。
著者の考える「良いコンシールドキャリーホルスターの条件」は私も参考にしてホルスターを製作しています。
機会があればこちらもあとで触れてみようかと思います。


Tom Givens,Fighting Smarter: A Practical Guide for Surviving Violent Confrontations
Publisher: CreateSpace Independent Publishing Platform; 3 edition (January 26, 2015)
ISBN-10: 1506027571
ISBN-13: 978-1506027579  
タグ :洋書

Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(0)洋書

2017年01月21日

燃費・初速チェック マルイハイキャパ5.1


今回はマルイ ハイキャパ5.1の燃費・初速を計測していきたいと思います。
発売から10年以上経ちましたが、まだまだ第一線のガスブロハンドガンですね。
もう十二分に性能が証明されているハイキャパですが、
「燃費・初速チェック」のテスト環境ではどれほどの性能を示すでしょうか。


今回使用するハイキャパは2年ほど前に買ったものですが、あまり撃たずに放置していました。
内部はノーマルで、累計発射弾数は1000発に満たない状態です。




いつものようにマガジン表面温度計測のためマスキングテープを貼り、
ガス注入前と後の重さを量ります。


さすがは大型マガジンといったガス容量ですね。
約23gのガスが注入できました。
今回はマガジンが300g超の重量なので、最小単位が0.5g刻みになります。




テスト環境はいつも通りです。

室温22℃
G&G 0.2gバイオBB弾
フジカンパニー HFC134aガス
適切なホップ状態
発射間隔は2秒に1発(約40秒で20発)
弾速測定間のインターバルは約2分、1セット3分で計測しています。




結果です。

素晴らしいですね。
これまでの燃費・初速チェックにおいて最優秀であることは一目瞭然でしょう。
平均初速はこれまでで最も高く、加えて初速の安定性も際立っています。
燃費も優れていて、100発目までの燃費は1発平均およそ0.130gとこれまたトップクラスの数値です。
単純計算すると1チャージ170発以上撃てたことになります。
100発目を撃ち切った際にもしっかりホールドオープンする余力もありました。
未だに広く愛用されているのも頷けます。


ちなみに本当は100発目以降も計測するはずだったのですが、
途中でBB弾が足りないことに気づき、キリの良い所でやめました(笑)

私はBB弾に特にこだわりはなく、大抵のショップに置いてあるマルイバイオかG&Gバイオをいつも買っているのですが
この機会に計測に使用する弾をマルイバイオに変更するか悩みどころです。
BB弾によって初速に変化があることが予想されるので、なるべく今まで通りG&Gバイオを使うのが望ましいですが。


現在手持ちのガスブロハンドガンで一通りの燃費・初速チェックが終わったので
次回は計測方法を少し変えてみようかと考えています。
スタートの状態は変えず、セットの最初の10発を連射したのち
残りの10発の初速を計測して、初速や燃費、マガジンの冷え方などに変化があるかを見てみようかなと。
今までの計測では、マガジンの性能的には遅れをとるはずのMEUで
数値的に他に劣るような結果にはなっていない気がするので、そこのところが気になりますね。


それではまた!



  

Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(0)燃費・初速チェックマルイハイキャパ

2017年01月20日

米陸軍次期制式採用拳銃


SIG SAUER公式HPより画像転載
https://www.sigsauer.com/store/p320-nitron-full-size.html




せっかくなので時事ネタを書いてみようかと思います。
SIG P320が米陸軍次期制式採用拳銃の座を射止めたようですね。
http://www.military.com/daily-news/2017/01/19/army-picks-sig-sauer-replace-m9-service-pistol.html




気が早いですが、トイガンユーザーからすれば期待するのは製品化でしょう。

個人的にP320(のコンパクト、サブコンパクト)は以前から気になっていて、
「FBIの次期制式採用拳銃選定に勝てばマルイからガスブロとして製品化されやすくなるのではないか」
という淡い期待を抱いていたのですが、それは叶わず・・・
しかし米陸軍の次期制式採用拳銃ともなれば、これはもう製品化されないわけがないのです。・・・・・・されますよね?(笑)




P320には製品化の際に是非再現していただきたい機能がありまして・・・

P320はテイクダウンレバーを取り外すだけで内部機構とグリップモジュール(フレーム)を分離させることができるのです。
昨今のポリマーオートはバックストラップの交換機能が標準的となっていますが
P320の場合はグリップモジュールを丸ごと交換可能にすることで多様なニーズへ対応しようという試みのようです。

この機能によってフレームの色やグリップの太さを使用者の好みに変えられるのは勿論のこと、
「銃身長とサイトレディアス確保のためスライドはフルサイズ、だけどフレームはコンシールド性のためにコンパクトサイズ」
というような異なる「サイズ」の組み合わせも可能になるようです。


これガスブロで出来たら楽しそうですよね!!!!??(同調圧力)
G19のグリップを切り落としてG26用のマガジンを使えるようにする「G26L」なるカスタムがあるようですが
それがフレーム(とマガジン)の交換だけで可能となると夢が広がります。
そこまでしなくとも、フレームの色を変えてみたり、スティップリング加工したフレームを作ってみたりが
気軽にできるようになるだけでも魅力的です。



実銃各社の新型拳銃がグロックライクなストライカー式ポリマーフレームになってきている中で(ベレッタやCZまでも!)
このモジュラー性はエアソフトガン化の際に是非残してほしいひとつの個性だと私は思います。

  
タグ :雑記

Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(0)雑記

2017年01月16日

検証 空撃ちは燃費が良い?


今回はガスブロを空撃ちしたときの燃費を計っていきたいと思います。
トリガーを引いたとき、チャンバーにBB弾があるかないかの違いは
燃費に影響を与えるのでしょうか。
もし与えるのであればどれほどでしょうか。
感覚的には空撃ちはガス消費が少なそうなイメージがありますが、実際はどうなんでしょうか。



検証にはマルイM&PとMEUを使います。
この二つは何度も計測に使用したのでおおよその燃費がわかっています。
これまでの計測ではM&Pは100発目までの発射で1発平均0.138~0.145gほど
MEUは60発目までの発射で1発平均0.128~0.142gほどのガス消費となっています。

今回の検証ではBB弾を発射しないため、
計測終盤の作動性が落ちた状態で正常な作動(給弾に必要なスライド後退)ができているか判断し難くなってしまいます。
ですので今回は
M&Pは100回、MEUは60回作動させた時点で計測終了とします。




マガジンにフォロアストッパーを噛ませて・・・


フォロアストッパーの重量はだいたい0.6gほどでしょうか。
ここからガスを注入して計測開始です。




計測はいつものワンセット3分です。
BB弾を装填する必要がないので、余った時間でマガジン表面温度をワンセットに2回(発射前と発射後)計測しました。

室温22℃
フジカンパニーHFC134aガス
発射間隔は2秒に1発です




まずはM&Pの結果。

100回の作動で12.2gのガスを消費したので1発平均およそ0.122gのガス消費。




続いてMEUの結果です。

60回の作動で6.0gのガスを消費したので1発平均およそ0.100gのガス消費。



両機種共に、1発あたり0.02gほどガス消費が少ない結果となりました。
単純計算するとM&Pは125回、MEUは78回作動できたことになります。
イメージ的に燃費が良くなりそうな感じはありましたが、こうもはっきりと消費が減るとは思っていませんでした。

空撃ちは実射より燃費が良いということは、
シリンダーバルブが閉じるタイミングが早まっているのでしょうか。
空撃ち時にシリンダーバルブが閉じるタイミングを基準にすると、
チャンバー内にBB弾があるとき、シリンダーバルブが閉じるタイミングはどれほど遅れるのでしょうか。
タイミングの遅れは何によって決まるのでしょうか。
ノズル方向へのガスの流速でしょうか。
そもそもこの燃費の良化はシリンダーバルブの閉鎖タイミングによるものなんでしょうか。
わからないことばかりです(笑)

他社のブローバックエンジンだと結果が違ったりするんでしょうか。
興味はつきません。




そのうち社外製シリンダーバルブの効果もテストしてみたいと思っています。
では!  
Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(0)燃費・初速チェック

2017年01月13日

ガスは満タンまで注入するべきか その2


前回に引き続き、今回もガス注入量ごとに初速と燃費を計測していきたいと思います。
前回計測できなかったM&Pに、MEUも加えて再度実験です。





マガジンに貼ってあるこのマスキングテープですが
マガジンの表面処理の違いによる非接触温度計の誤差をなくすことを狙いとしています。
光沢面は計測が難しいらしく、条件をなるべく揃えるためですが・・・おまじないみたいなものです(笑)




前回はワンセット15分のテストでしたが、
今回はワンセット20分と更に時間を伸ばして計測してみました。

室温23℃
G&G 0.2gバイオBB弾
フジカンパニー HFC134aガス
適正ホップ
発射間隔は約2秒



まずはM&Pの結果から。

前回のHK45と同様に、平均初速は2セット目が一番高い結果となりましたが
マガジン表面温度も若干高めだったのでその影響と見ることもできます。
しかし1セット目の平均初速が低めなことや、
最も気化スペースが確保された状態である最終セットの初弾で最高初速が出ているのも
前回と同様です。(この6セット目もマガジン表面温度が高めでしたが・・・)




続いてMEU

20発完遂できた3回のセットのうち、一番平均初速が低かったのが1セット目でした。
この1セット目が一番マガジン表面温度が高い状態だったことを考慮すると、
気化スペースの確保の効果がはっきりと表れたのではないでしょうか。
最高初速はこちらの場合でも最終セットの初弾でした。




これで3機種での計測が終わりましたが、どの機種でも2セット目が
最高初速や平均初速、安定性で好結果を残している印象を受けました。
ガスガンも腹八分目が良いということでしょうか。

しかし、ガスが満タンの状態でも
若干低めの数値ではあるものの終始安定した初速をマークしています。
初速の安定性で言えば満タンも悪く無いのかもしれません。

これまでのテストは2秒毎に1発撃つゆったりした計測ですが
連射した場合はどれほど結果に違いが表れるんでしょうか。
こちらも後で実験してみたいですね。




次回は「空撃ち」したときの燃費を計測してみようかと考えております。
BB弾の発射の有無で、燃費に差は出るのでしょうか。
差が出るのであればどれくらいなのでしょうか。
興味がございましたらお付き合い下さいませ。  

Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(2)燃費・初速チェック

2017年01月11日

ガスは満タンまで注入するべきか




みなさんもどこかで「ガスは満タンまで入れないほうがいい」というアドバイスを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
このアドバイスには「サバゲではハンドガンを使う場面は殆どないからガスが勿体無い」という理由もあるのでしょうが、興味を引くのは
「ガスを満タンまで入れると気化スペースが足りなくなる。ガス注入はほどほどにして気化スペースを残してあげたほうが良い」
というような理由が添えられるときです。
私も同様に考えていて、実際その通りだとは思うのですが、検証されたものを見たことがありません。
ですので今回はガスの注入量の違いによってどういう変化があるか検証していこうと思います。
と言っても、いつも通り燃費と初速を計っていくだけですが・・・




検証方法ですが、
普段ワンセット3分で行っている計測をワンセット15分に変えて行ってみようと思います。
こうすることで弾速測定間のインターバルは14分ほど開くことになり、
この間にマガジン表面温度は室温近くまで戻ります。

室温とマガジン表面温度をほぼ一定に保ち、マガジン内のガスの注入量(残量)だけが違う状況を用意すれば
その影響を調べられるはずです。




まずHK45から検証していきます。
HK45はこれまでの燃費・初速チェックで一番ガス容量が多かった機種で、23g近いガスが充填できました。
これはMEUマガジンの3倍に迫るガス容量です。
これだけガスが注入できるのであれば、ガスの残量が減ってきたときにその分だけ気化スペースが確保されるはず・・・です。




テストの手順はインターバルが長くなったこと以外ほぼいつもと同じです。
インターバルに余裕ができたので、今回はマガジン表面温度をセットごとに二回(発射前と発射後)計測してみました。

室温23℃
G&G 0.2gバイオBB弾
フジカンパニー HFC134aガス
適正ホップ
発射間隔は約2秒




結果です。

実は途中でトラブルが発生しまして・・・
102発目を発射したとき弾速計にBATTERY LOWの文字が!
初弾で2回エラーが発生したのはその前兆だったのでしょう・・・今までの計測では殆どエラーが出ていなかったので油断していました。
M&Pも続けて計測するつもりだったのですが、次回に持ち越しです。


合計100発のデータになりましたが・・・
平均初速が最も高かったのは2セット目で
逆に最も低かったのは5セット目となりました。
これだけ見ると「気化スペースってあんまり関係ないのかな」という気がしますが、
エラーの発生した1発目を平等に切り捨て、2~6発目までの5射の結果だけを見ると・・・

平均初速が高かったのは4セット目と、次いで5セット目になりました。
最高初速では6セット目の1発目が一番高いのも興味深い点です。
こうして見ると気化スペースを確保する利点があるようにも感じられます。

・・・どうやら気化スペースとガスの残量には面倒な(笑)兼ね合いがありそうですね。


HK45は今までの燃費・初速チェックにおいて最もガス消費が多かった機種でもあり、
今回は1発あたり平均0.161gのガス消費でした。
テストの手順が違いますが、以前のHK45での100発発射時のガス消費は1発平均0.165gほどだったので
だいたい同じような数値になりましたね。
燃費の良い機種の場合、気化スペース確保による恩恵をより多く受けられるような気がしますが
どうなんでしょうか。




実際的に言えば、サバゲに電子はかりでも持っていかない限りガス注入量は調節し辛く
そこまでするメリットがあるかと言われるとなさそうな感じですね。

一定の性能を発揮するための目安としてガスを満タンにするのもありですが、
ガスを満タンにした状態で撃つと生ガスを吹きやすく、
生ガスを噴いてしまうと一気にマガジンの温度が下がるのでデメリットにもなりえます。

グロックのマガジンのように

こういうパイプを後付けして、ガスが満タンになる量(ガスが吹き戻すようになるまでの量)を
調節するのが良いのでしょうかね。

ちなみに手持ちのグロック用ノーマルマガジンにも短いアルミ?パイプが同様に被せてあるのですが
「マルイ グロック マガジン 分解」等でググると出てくる画像では、そのパイプが見当たりません。
またグロック22のパーツリストを確認すると、イラスト上では同様の部分が長くなっているように見受けられます。
グロック34のパーツリストでは今までのイラストを流用しているようですが・・・
マルイは度々アップグレードを加えていますがそのうちの一つなのでしょうかね。




一先ず、このテストはまだ1機種1回目に過ぎず、おそらく気温によっても結果が違ってくると思うので
今後も継続して検証していくつもりです。
それではまた!  

Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(0)燃費・初速チェック