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Posted by ミリタリーブログ at

2017年02月18日

連射時の初速と燃費の影響


今回はGBBハンドガンを連射したときの初速や燃費の変化を見ていこうと思います。
普段の計測では2秒間隔というゆったりした発射ペースで弾速測定を行っていますが、
このペースを変化させた場合どのような影響があるでしょうか。



比較対象とするのはこちらの

マガジンにガスが満タンに入った状態で、2秒間隔で発射した際のデータ(1セット目)になります。
スタートの状況をなるべく同じにし、発射のペースだけを変えればその違いがデータに表れるはずです。



・・・ですが問題がありまして・・・
本当でしたら2秒間隔の発射を1秒間隔の発射にし計測したかったのですが、
私のX3200弾速計は旧型でレスポンスがあまり良くなく、毎秒1発の発射では計測が追いつかず・・・



なので今回は、最初に10連射してから残りの10発の弾速を計るという少し変則的な計測をしました。
最初の10発は秒間4~5発ほどの連射(スマホのショットタイマーのアプリでスプリットが0.25秒ほど)
残りの10発は2秒間隔のいつもの発射速度です。
もし最初の10連射でマガジンが比較対象より冷えたりするのであれば、残りの10発で初速やマガジン温度に変化が見られるはずです。




室温23℃、その他測定環境はいつもと同じです。
比較対象の11~20発目のデータがこちらになります。





そして今回の計測結果がこちらです。




一回目の計測では平均初速が比較対象より高いという釈然としない結果になっていますが(笑)、
他の計測ではやはり平均初速が低めになりました。

驚いたのはガス消費量です。
MEUでは毎回1発平均0.14gほどのガス消費で、20発発射時は2.8gほどの消費になりますが、
今回の連射時ではがっつりとガス消費が増えました。
後半10発はいつもと変わらない発射速度での計測なので、このガス消費量の差は最初の10連射の影響で生じたと考えられます。
「連射すると燃費がいい」というイメージはなかったのでこの結果は意外なものではないですが、
こうもはっきり燃費が悪化するのは私としては驚きました。

マガジン表面温度も連射時のほうが低めになりましたね。



私の予想としては10連射で一気にマガジンが冷え、残りの10発はもっと初速が低めに出るものと思っていましたが、
思いの外初速は下がりませんでした。
今回はガス満タンからの連射でしたが、ガスが減った状態からの連射だと影響が大きかったりするんでしょうか。
もしガス残量によって連射した影響の受け方が違うのであれば、
サバゲでガスを満タンまで注入するべきかの考慮事項の一つになるかもしれません。



今回の計測は発射間隔を前後半で変える方法を取りましたが
発射間隔を今までより遅くする(3秒間隔、4秒間隔といった具合に)ことでも差が見られるはずなので
そちらも検証してみようと思います。
それではまた!
  
Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(0)燃費・初速チェック

2017年02月03日

自作 ハイキャパE用カイデックスホルスター


一週間ぶりの更新となりましたが、最近はこれにかかりっきりでした。
例のごとくIWBとAIWBホルスターですが・・・





電動ハイキャパE用のカイデックスホルスターです。
こちらを新しく対応機種に加えます。





この通りハイキャパEはかなり分厚い設計となっていて、専用のカイデックスホルスターを作りました。
一応GBBハイキャパ5.1も入りますが、カイデックスホルスターの醍醐味でもあるフィット感は落ちますね。
緩い分だけ早く抜いたときに傷がつきにくいかもしれませんが。




それにしてもハイキャパEは厚みがありますね~。
スライド厚を測ってみたところハイキャパ5.1は23.50mmほどでしたが
ハイキャパEはなんと25.00mmほどもありました。1.5mm差は大きいです。
それでも固定式電動ハンドガンの中では一番薄いスライドになるのでしょうか。


実銃1911のスライド厚は23mmほどだそうですが、
今なおコンシールドキャリーガンとして好まれる理由の一つにこのスライドの薄さがあるんでしょうね。
インサイドパンツ型のホルスターはスライドの厚みが装着時の快適性に関わってくるので。





こちらは試作ホルスターの残骸です。
何度も抜き差ししては、どこがキツイか緩いか等のチェックをします。
真っ二つにしてあるのは銃の前部と後部で別々にフィッティングを確認するためです。
こうすることで何かホルスターに問題があったときに原因箇所を突き止めやすくなります。




ハイキャパEですが・・・
いつものG&G 0.2gバイオ弾で初速は69m/sほどでした(ホップ調整済み)
電動は弾速測定が楽でいいです(笑)
精度や弾道はマルイらしく、そして電動ハンドガンらしく、真っ直ぐキレイに的まで伸びていって惚れ惚れします。

いざコンシールドキャリーからのドロウをしてみると・・・
普段M&P(サムセイフティオミット済み)ばかり使っているのでハイキャパEに全く慣れませんね。
いつもの感覚でドロウするとビーバーテイル部分に親指と人差指の間の水かきが引っかかってしまい、
サムセイフティの解除に失敗してしまいます。
でも試しにハイキャパ5.1でやると問題なく・・・
ロングタイプのビーバーテイルの恩恵を感じました。
そういえば以前Mk23のグリップをレンガのようだと書きましたが
レンガっぷりではこちらのハイキャパEが一枚上手でした(笑)





少しずつですが、ホルスターの対応機種を増やしていきたいですね。
ウェポンライト対応やVz61のようなコンパクト電動ガンのホルスターなんかも作れたら楽しそうです。
それではまた!  

Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(0)ホルスター