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Posted by ミリタリーブログ at

2017年03月18日

検証 ガスルートシールパッキン・エアロ

今回はカスタムパーツの性能を検証していこうと思います。
対象はライラクスの「ワイドユース/ガスルートシールパッキン・エアロ」です。
このパーツを組み込むことで初速や燃費にどのような影響を及ぼすでしょうか。


見た目はこのようになっています。
マルイのパーツリストでは「マガジンガスケット」と記載されてるパーツですね。






断面図を見てみると内部の角が取られて滑らかになっているようですね。
ワイドユースと銘打たれている通り多機種に使えるそうです。





パッケージ裏には何やら長文が・・・

よくわかりませんが実測して初速や燃費が向上するならヨシ!です(笑)





パッケージには親切に写真付きで組み込み方法が書いてあります。

安全のため組み込み前にはマガジン内のガスが空になっていることを確認しましょう。






組み込むとこんな感じに。
今回はMEUでの検証ですが、後日M&P、HK45でも検証予定です。





検証方法はいつも通りで、基準となるデータとほぼ同条件でテストして
パーツの組み込みの有る無しでどれほど結果に差がでるかを見ていきます。
基準となるデータは前回と同様でこちらです。

室温23℃
G&G 0.2gバイオBB弾
フジカンパニー HFC134aガス
適正ホップ
発射間隔は約2秒
各セットごとに20分ほどのインターバルを開けて計測したものになります。




そして今回のパーツ組み込み後の結果がこちらになります。
諸事情で2回計測しました。


実は一回目第3セットの計測後に弾速計の電池切れでデータが消失・・・記録することができませんでした。
日を改めて計測しなおしたのが「その2」のデータです。




1セット目を比較すると、パーツ組み込み後は2回の計測とも組み込み前より平均初速で僅かに劣っています。
しかしこれは基準データの方がマガジン表面温度が高かったためとも考えられます。
毎度エアコンで室温を23℃に保ち、極力マガジンに触れずに計測作業をしていますが、
マガジン表面温度をいつも一定に保つのがなかなか難しいです・・・
過去のMEUの計測では1セット目はだいたい66m/sほどの平均初速に収まっているので
パーツ組み込みによる僅かな平均初速の低下はただの測定誤差の範囲内かもしれません。
(過去の「3分1セットの計測」と今回の「20分1セットの計測」は1セット目はほぼ同条件での計測なので数値を参考にできます。)


2セット目、3セット目の比較では初速に上昇が見られました。
1セット目では僅かに下がった初速でしたが、2セット目以降では上昇に転じるというのはどういうことなんでしょう?
このパーツに初速をアップさせる効果があるなら、1セット目からその効果が確認できるはずだという気がしてなりません。
これも単なる測定誤差の範囲なのか・・・私にはよくわかりません(笑)


燃費ですが、2セット目以降では数値的に悪化していますね。
このガスケットのガス放出口とMEUのシリンダーのガス導入口の間のクリアランスが狭まり
燃費が向上する・・・というのを密かに期待していましたが(笑)





2セット目以降は初速の上昇が見られましたが・・・どうしても懐疑的な目で見てしまいます(笑)
・・・しかしブラックバルブやミラクルアウトプットバルブを検証したときもそうでしたが、
わかりやすい変化というものはなかなか見られないものですね。
ガスガンというものの性質上、どうしても温度に影響されるので
測定誤差なのか変化なのかわかりくいというのもあります。
室温を一定に保ち、マガジン表面温度も計り、なるべく条件を一定にして測定してはいますが・・・
室温が高いほうが効果、変化がわかりやすくなったりするんでしょうか?
これも検証してみたいですね。



次回はM&PとHK45でガスルートシールパッキン・エアロを再度検証していきたいと思います。
機種が変われば結果も異なるかもしれません。
それではまた!  

Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 22:00Comments(0)カスタムパーツ