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Posted by ミリタリーブログ at

2017年05月07日

燃費・初速チェック マルシン デリンジャー


恒例?の燃費・初速チェックをマルシン デリンジャー(バリュースペック版6mm)で実施してみました。
初の固定ガスガンでの計測ということにもなります。
一体どれほどの数値を出してくれるでしょうか。





マルシン デリンジャーはガスタンク内蔵型なので、まず本体の重量をそのまま量ります。

ガスなし弾なしの状態で216.4gでした。
サイズの割に重量感があるので思ったより軽い値だと感じました。





いつもはここからガスを満タンまで注入していたのですが、このデリンジャーの注入バルブは海外製ガスガンによくある無音タイプで
私が使い慣れてないこともあってどれほどガスが注入されているかを判断しづらく……
ですので今回は説明書に記載のある「5~10秒で満タン」を信じて10秒チャージしてみました。

注入量は1.2gでした。
……ですが、実はこの注入量での計測は失敗してしまいまして…
上下二連バレルの高さの違いや上と下のバレルから交互に発射する性質、再装填等に戸惑い、
弾速測定器内の跳弾を連発…





仕切りなおして計測するため再度ガス注入を行ったところ

今度は2.7gの注入量となりました。
1.2gから10発ほど撃った後の5秒ほどの追加注入でしたが、これだけ入るということは10秒チャージでの注入量は満タンではないということでしょうか。

(計測終了後に再度10秒チャージしたときは空の状態から3.6gガス注入できました。
同じ10秒チャージで1.2gと3.6gでは大きな違いですが、何の違いがこの差を生んだのでしょうか。
また限界まで注入するとどこまで入るのでしょうか。)





さてこれから再度実測です。
今回の計測値は今後比較データとして用いることがないと思いますし、
装弾数2発という性質のため今までとは違う手順で計測します。
ガスタンク内蔵型のためタンクの表面温度を計ることができないので、室温は調節せず、25℃の状態で計測。
一発ごとの発射間隔を20秒空けて、2発撃ったら再装填という手順を繰り返します。(1回目失敗したときは15秒でやりましたが、装填で焦ってあたふたしました笑)
初弾(奇数弾)は上のバレルから、次弾(偶数弾)は下のバレルからの発射です。


いつものようにまとめると…
室温25℃
マルイ 0.2gバイオBB弾(今回からG&G製からマルイ製に変更です。)
フジカンパニー HFC134aガス
ホップ状態 固定(強ホップ)
発射間隔は20秒に1発
20発発射後のインターバルは2分





それでは計測結果です。



固定ガスということもあり一発平均0.05g程のガス消費とかなり燃費が良いという結果になりました。
短いバレルながら初速も思いのほか高く、60m/s弱を安定して出していました。

興味深いのは上と下のバレルで明らかに初速に差があることです。
心なしか、下段の発射の方が発射音が大きい気がしました。
私の個体特有のものなのか、元々そういう仕様なのかは不明ですが…
外で実射してみると上下のバレルでホップのかかりに大きな違いは見られず、どちらも8割がたは強ホップという感じでした。
ですのでホップのかかり具合による初速差というわけでもないようです。

20発のセットの中で尻上がりに初速が上がっているのはグリップ(ガスタンク)を手で握っていたためでしょうか。
1セットで6分ほど握っていることになるので。




マルシン デリンジャーは4000円弱というお手頃な価格でとても遊べる一丁ですね。
慣れていない操作系を動かすだけでも楽しみがあります。
8mm版をカート化すると更に楽しみが広がるのでしょうね。



新たにデリンジャー用カイデックスホルスターを一つ製作しましたので欲しい方がいましたら是非ご入札下さい。
その他カイデックスホルスターをいくつか出品しています。興味がございましたらご覧ください。






  
Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 14:14Comments(0)燃費・初速チェックマルシンデリンジャー

2017年05月01日

デリンジャー用カイデックスホルスター!

最近はこんなものを作っていました。





マルシン製デリンジャー用のIWBホルスターです。

マルイ製ハンドガンを中心にカイデックスホルスターの対応機種を増やしていくつもりですが、
ちょっとだけマルシンに浮気してしまいました(笑)






私はコンパクトなモノや身に付けられるモノ、持ち運べるモノが好きで、
デリンジャーもいつかホルスターを作ってみたいと思っていた機種の一つでした。

モノを小さく作る過程で必要になる「無駄の排除」や「機能の取捨選択」が
そのモノを洗練させていくような感じがして、何か惹かれるものを感じてしまうんです。

…余談ですが、左側のグリップスクリューはダミーだったんですね。
分解してみようと「かってーなこのネジ」と思いながらドライバーを無理に回したらメリッとナメってしまいました(笑)





通常のハンドガン+ホルスターと比較。親子のようなサイズ感です。

普段ホルスターを身に付けている所へデリンジャー用ホルスターを装着すると
何も付けていないかのような錯覚すら覚えます。
自宅コンシールドキャリアーなのでホルスターを付けてることを忘れてふら~っとコンビニにでも行かないよう注意しないとなりません。
エアガンを身に付けて出歩いて警察のお世話に…なんてことには絶対になりたくないです(笑)





実際に装着してみると…


短く丸いグリップのおかげで難なくコンシールドすることができます。
ベルトクリップの取り付け位置を高くすることで(ライドハイトの変更で)更に秘匿性を高めることも出来ますが、
デリンジャーであっても素早いドローがしてみたかったのでこの高さにしました。
「ホルスターに収まった状態で完全なファイアリンググリップを形成できる」という点は
米国のインストラクターの方も重要視していることが多く、私もそれに倣いました。
個人的にもライドハイトが高いほうが使い心地が良いので、いつもこの点注意してホルスターを製作しています。
ライドハイトの高低は秘匿性や快適性、ドロースピードのトレードオフでもあるので一概にこれがベストだとも言えませんが…






こちらは試作品です。
ごく普通のハンドガン用カイデックスホルスターはトリガーガードを「引っかかり」にして抜き差しのテンションを掛けることが多く、
またトリガーガードは抜き差しのテンションを調節するためのネジを仕込むのに格好のポイントでもあるのですが、
デリンジャーにはそのトリガーガードがありません。
ですのでテンション調節ネジに頼らないセッティングを試行錯誤しました。
ホルスターをキツく作るのは簡単ですが、あまりキツイとドローしづらいですし、エアガンにも傷をつけやすくなってしまいます。
ホルスターにデリンジャーを収めたときに「カコッ」と鳴り、逆さにして振っても落ちず、かつキツすぎないセッティングに仕上がったと思います。




マルシン デリンジャーですがバリュースペック 6mm シルバーモデルを買いました。
8mmは兵站を圧迫しそうですし(笑)、実射性能も6mmの方が良さそうだったので。
初速はまだ計測していないのですが、庭で撃ってみると予想よりも勢い良く弾が飛んで驚きでした。
レビューをいくつか見てみると弱ホップという記述が多かったのですが、
私の個体は天高く舞う鬼ホップな仕様でした(笑)
0.25g弾の方が良いかもしれませんね。







通常のブラックとクリプテック ネプチューン柄のデリンジャー用ホルスターをヤフオクに出品しましたので、
興味がございましたら是非!










マルシン チーフスのカイデックスホルスターも作りたくなってきた今日このごろです。
ほしい物のリストは増えていく一方で減ることを知りません(笑)  
Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 23:00Comments(0)ホルスターマルシンデリンジャー