2016年12月15日
ホルスターのライドハイト
今日はホルスターのライドハイトについてのお話です。
ライドハイトとはホルスターを装着した際の銃(特にグリップ)の「高さ」で、
コンシールドキャリーではこのライドハイトがとても重要になってきます。
簡単に言いますと…
ライドハイトが高い→ドロウスピードアップ、秘匿性ダウン
ライドハイトが低い→秘匿性アップ、ドロウスピードダウン
…というトレードオフな関係になっています。
例えば…
こちらが本来望ましいライドハイトになります。
銃のフロントストラップ部分とベルトラインの間に中指薬指小指が入るスペースが設けられているので
難なくグリップを得ることが出来ます。
が…
Tシャツで隠してみるとグリップエンドの輪郭が出ていますね。
私の体型とこの衣類では、このライドハイトでHK45をコンシールドキャリーするのは難しいようです。
つづいてこちら
カイデックスの端材で作ったアダプターでライドハイトを下げてみた様子です。
HK45のフロントストラップ部分がベルトラインに重なっています。
これではドロウの際に適切なグリップを得るのが難しく、ドロウスピードが遅くなってしまいます。
しかし…
ライドハイトを下げたことで先程より銃の輪郭が目立たなくなりました。
隠しにくいHK45と、身体の輪郭が出やすいコンプレッション系のシャツを選んだので
まだグリップエンド部分の輪郭が出てはいますが、
トレーナーやパーカーといった生地の厚い衣類なら輪郭を消すことができるでしょう。
このようにバランスが難しいライドハイトですが、
「ドロウの際に適切なグリップを得られる最低限度の高さ」が望ましいとされています。
私個人の好みとしてはそれよりも気持ち広めにスペースを取った高さが好きですね。
あんまり狭いとドロウの際にベルトとズボンに指を削られたりします(笑)
Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 21:31│Comments(0)
│ホルスター