2016年12月18日
燃費・初速チェック マルイM&P9 Vカスタム編
今回はマルイM&P9Vカスタムの燃費・初速チェックです。
M&P9は結構好きで、ノーマルとVカスを合わせて計4丁持っています。
その中でほぼ新品状態のものをテストしようと思います。
慣らしとして200発程は撃っており、ホップも調整済みでです。
練習用のM&P9でもそうだったのですが、どの個体もよく当たりますね。
庭で30m程先の的を撃っても弾道がとても素直で吸い込まれるように命中していきます。
マルイグロックも17と18Cで4丁購入しましたが、そのグロックと比べても
体感上はM&Pの方が弾道が素直な気がします。
それではまずマガジンのガス容量から
吹き戻すまで入れて、15.7gのガスが充填できました。
MEUの2倍弱のガス容量ですね。
今回からマガジンにマスキングテープを貼り、光沢のあるマガジンでも
なるべく条件を同じにしてテストしていきたいと思います。
USPコンパクトやMEUでも後日再テストしてみますね。
マスキングテープを貼った面とそうでない面で表面温度はさほどかわりありませんでした。
高級な非接触式温度計でもないので測定誤差はあるとは思いますが…
測定環境は前回、前々回とほぼ同じです。
室温はエアコンで調節しています。
室温23℃
G&G 0.2gバイオBB弾を使用
ガスはフジカンパニーのHFC134a
ホップは適切な状態です。
一発ごとの発射間隔は約2秒
20発の発射ごとに再装填等で2分のインターバルを設けています。
ガス充填後はマガジンの温めは一切無しです。(再装填等はマガジンの金属部分に殆ど触れずに行っています)
まず最初の20発
最高初速 64.5m/s
最低初速 58.4m/s
平均初速 62.5m/s
3.1gのガス消費。
例のごとく初速が低いです。
ネットで調べると動画や記事など様々なレビューで弾速測定されていますが、私の計測ではどれも低く出ていますね。
弾速計にも個体差はあると聞きますが…
マガジンの温めを一切しない場合はこういう数字になるんでしょうかね。
21~40発目
最高初速 62.9m/s
最低初速 58.6m/s
平均初速 60.9m/s
2.8gのガス消費。
マガジン表面温度は18.7℃
残念なことに40発目でホールドオープンしませんでした。
最低限の慣らしをしただけの状態なので動きに渋さが感じられます。
41~60発目
最高初速 61.5m/s
最低初速 56.4m/s
平均初速 59.1m/s
マガジン重量を量り忘れる痛恨のミス。
マガジン表面温度はどんどん下がってきました。
61~80発目
最高初速 62.6m/s
最低初速 55.5m/s
平均初速 58.8m/s
40発間に5.7gのガス消費。
マガジン表面温度はほぼ変わらず。
81~100発目
最高初速 61.0m/s
最低初速 54.8m/s
平均初速 57.7m/s
2.8gのガス消費。
マガジン表面温度は16.3℃でした。
90発目を過ぎたあたりからスライドの閉鎖不良が多発。
スライドの後退量不足に伴うスライドのリターンスピードの低下によるものでしょうかね。
101~106発目
最高初速 60.7m/s
最低初速 55.9m/s
平均初速 58.0m/s
途中で給弾不良による空撃ちが発生。
106発でガス切れ。
15.7gのガスで106発発射できたので
1発当たりのガス消費はおよそ0.148gとなりました。
過去にテキトーに燃費チェックをした時は約0.16gの消費だったので今回の結果は予想以上でした。
過去の燃費チェックでも間隔2秒ほどで発射していたんですが
インターバルを2分も開けることなくBB弾の再装填が済んだらすかさず撃っていたので
その差なんでしょうかね。
これまでの結果
USPコンパクト 13g/98発 1発あたりおよそ0.132gのガス消費
MEU 8.1g/61発 1発あたりおよそ0.132gのガス消費
M&P9Vカスタム 15.7g/106発 1発あたりおよそ0.148gのガス消費
今のところVカスが一番燃費が悪い結果になっていますね。
普段使っている練習用Vカスと比べるとこちらのVカスはスライドの動きが渋かったので
次回は練習用で測定してみたいですね。
Vカス用にはいくつかカスタムパーツもあるので
そちらを組み込んだ状態での燃費・初速の変化も見ていきたいと思っています。