2017年03月03日

発射間隔と初速と燃費

前回の検証「連射時の初速と燃費の影響」で連射時に燃費が大幅に悪化する結果となりましたが、
発射速度をいつもより遅くした場合はどういう結果になるのか検証してみました。


比較対象は「ガスは満タンまで注入するべきか その2」で得たデータで、
使用機種はマルイM&PとMEU
室温23℃
G&G 0.2gバイオBB弾
フジカンパニー HFC134aガス
適正ホップ
発射間隔は約2秒
各セットごとに20分ほどのインターバルを開けて計測したものになります。


今回はこれを発射間隔4秒とし、初速や燃費を計測していきます。
単純に発射速度を1/2にしたことになります。
連射して燃費が落ちるなら、ゆっくり撃てば燃費が良さそうですが・・・




室温等各条件はほぼそのままです。
上の画像が発射間隔2秒、下の画像が今回の発射間隔4秒のものになります。
まずはMEU
発射間隔と初速と燃費
発射間隔と初速と燃費




続いてM&P
発射間隔と初速と燃費
発射間隔と初速と燃費




まずMEUですが、「発射間隔4秒」の最初の1発で盛大に生ガスが出ました。
そのせいか初速62とだいぶ低い数値が出ています。(20発目でも初速は66を維持しているのでかなり低い数値だということがわかります)
燃費は2秒と4秒でほぼ変わらず、全体的に4秒側の方が平均初速が高めに出ていますが、
2セット目はなぜか平均プラス2m/sと大幅増しています。
この上昇はなんなんでしょうか。私にはよくわかりません(笑)
M&Pも全体的に平均初速が微増していますが、燃費に大きな変化は見られませんでした。




今回の検証では2秒間隔より4秒間隔のほうが平均初速が僅かに高く出ましたが、燃費は特に変化しませんでした。
しかし「初速が高めに出た」というより「初速が下がりにくかった」という意味での平均初速の微増ですね。

マガジン表面温度を一定に保つのが難しいため参考程度にしかなりませんが、
2秒間隔より4秒間隔のほうがマガジンが冷えにくいという結果になっています。
初速が僅かに高めに出たのはこの温度の差なのでしょうか。
それともガスの気化時間に関係するものなのでしょうか。
私にはサッパリです(笑)


余談ですが
今回の検証手順は「ガスは満タンまで注入するべきか」と発射間隔以外同じなので
結果も「ガス残量が減っている状態のほうが最高初速が増す」という同じものになっていますね。




次回はLAYLAXの「ワイドユース/ガスルートシールパッキン・エアロ」の検証をしてみたいと思います。
「本当に効果あるの?」と疑りながら買ったパーツなので(笑)私自身どういう結果になるのか楽しみです。
興味がございましたらお付き合い下さいませ。
それでは!



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Posted by カイデックス・アウトフィッターズ at 22:00│Comments(0)燃費・初速チェック
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