2016年12月11日
燃費・初速チェック マルイMEUピストル編
今日はマルイMEUピストルの初速、燃費を計測していきたいと思います。
薄いマガジンなのでガス容量や気化スペースで不利な機種ですが…
何百発か撃ちましたが中身はノーマルの状態です。
まずはマガジンのガス容量
ガスが吹き戻すまで入れて…
8.1gのガスが入りました。
前回のUSPコンパクトの13gと比べるとやはりガス容量で劣ってしまいますね。
つづいてマガジンの温度なんですが…
この非接触式温度計は光沢のある表面の温度を計るのが苦手で、
今回のテストでも終始温度測定を試みたもののイマイチ信憑性に欠ける結果でした。
(明らかにマガジンが冷えているのに数値に変化がなかったり)
次回から計測する全てのマガジンにマスキングテープでも貼って条件を整えるべきでしょうかね。
前回と同様に室温で10分放置したのち測定開始です。
マガジンの温めは一切なし。
室温22℃
G&G 0.2gバイオBB弾を使用
ガスはフジカンパニーのHFC134a
ホップは適切な状態です。
最初の20発を発射。
発射間隔は約2秒です。
最高初速 67.6m/s
最低初速 64.4m/s
平均初速 66.3m/s
20発で2.7gのガスを消費。
初速が低い…室温22℃で温め一切なしだとこんなものなんでしょう。
しかし安定した数値を出していますね。
つづいて21~40発目を発射。
計測ごとのインターバルは約2分。
最高初速 68.2m/s
最低初速 64.2m/s
平均初速 66.2m/s
20発で2.5gのガス消費。最終弾でホールドオープンはしませんでした。
最高初速と最低初速の幅が僅かに広がったものの、20発目までとほぼ同等の数値です。
なかなか意外な結果ですね。
最初の20発を撃ったことでマガジン内の気化スペースが確保されたということなんでしょうか。
41~60発目
最高初速 68.2m/s
最低初速 59.4m/s
平均初速 63.3m/s
今回も2.5gのガス消費。
最高初速で40発目までと同じ数値を出しましたが、急速に息切れ。
途中で一度スライド後退量不足による給弾不良が発生し、最終弾でホールドオープンせず。
まだ0.3gのガスが残っていて、再準備し1発だけ撃てましたが2発めは給弾不良で空撃ちになりました。
8.1gのガスで計61発撃てたので、1発辺りおよそ0.13gのガス消費ということになりますね。
ブローバックの強さではUSPコンパクトに劣るものの、燃費自体はほぼ同等ということに。
しかし初速が低いですね…
インナーバレル長はMEUが112mmでUSPコンパクトが75mmだそうですが…
自分のMEUがちょっと心配になったので
ガスを満タンに入れ直し、マガジンを手で温めて最初の20発だけを計測してみました。
こちらは私の手の温度です(笑)
ずっとマガジンを握ったまま5分間待ちます。
一応表面温度を計ってみましたが…やはり光沢面は苦手のようです。
20発発射、発射間隔は約2秒
最高初速 73.7m/s
最低初速 70.7m/s
平均初速 72.5m/s
ガス消費は20発で2.9gでした。
温めなしの状態と比べると平均初速で約5m/sアップし、上下幅も小さくなりました。
でもまだ物足りない初速なので…
再びガスを満タンに入れ直し、今度は手で10分温めました(笑)
ヒナが孵化するのを待ちわびる親鳥の気持ちになって温めた結果…
20発発射、発射間隔約2秒
平均初速 73.9m/s
最高初速 75.3m/s
最低初速 71.7m/s
一応初速は上がりましたが、まあ時間を2倍に伸ばしただけではこんなものですよね(笑)
以前の私は1911系の銃に興味がなく
このMEUを買ったのも安売りされていたものに飛びついたからでした。
「いつまで経っても1911系にハマることはないんだろうな~」なんて思っていましたが
EDCやコンシールドキャリー系の装備を見ている内にメラメラと1911熱が上がってしまいました(笑)
今現在はマルイ1911系に対応するカイデックスホルスターを製作していませんが
そのうち制作したいと思っています。
プレーンなフレームにウォーリアシリーズのフレーム、タニオコバのレイルドフレームにマルイの発売予定にあるM45A1…
バリエーションが多々ありますがまずは本体を揃えなければ…